夏の白神山地田舎暮らし体験ツアー

 平成20年9月17日(水)〜19日(金)二泊三日夏の田舎暮らし体験ツアーを実施しました。
 17日青森駅に届いた女性一行3名は、青森の新鮮な空気と、青森を理解するために、青森市の縄文遺跡三内丸山を訪問しました。縄文遺跡は白神山地が生きたブナの森の博物館だとすると、ブナの森の化石という位置づけでみてまわりました。青森市に日本人のルーツでもある縄文中期から後期にかけて、1000年もの高度な文明があったということに驚きの声があがりました。
 2日目は津軽の農業と白神山地の自然験をしろうという企画です。民家に泊まり、白神周辺の自然と田舎の味を、しっかり楽しむために、まずは白神山地へ出かけました。遺伝資源保存林のトレッキングでは白神山地の新鮮な空気をお腹いっぱい吸い、くろくまの滝に移動し、日本の滝100選の滝に参加者は驚くとともに、その高 さに驚きの声が出ました。帰りに、山菜のミズを採取し、夜の田舎料理に使いました。午後は、農家民宿でお世話になる家の方々と近所の方々とで、田んぼに出かけ、稲刈り体験をしました。カマを使い、稲をかりますが、かりかたのコツがわかるまでは時間がかかりました。掴んだ稲わらとカマをいっしょに手前に引けばいいというコツがわかったら、楽しくなったみたいで、いくつもわらかっていました。  その後は、枝豆の収穫体験をしました。収穫した豆を、煮て食べた味は、とてもおいしいと言ってたくさん食べていました。また、その後、夕方には空き家の農家の一軒家を見学にいきました。あまりの大きさと(300坪)と畑つきで1万円と言われびっくりしたみたいです。でも冬の雪片づけは大変でしょうとかいっぱい質問をして宿泊先に戻り、夜は、たくさん懇談をしました。
 3日目は、海の駅を見物(お土産購入)して、青森駅発14時58分(つがる22号)八戸乗換え(はやて22号)で東京着19時過ぎ着で帰りました。  参加人数は少なかったですが、その分一人一人の方に丁寧に田舎暮らしの話ができたのはとてもよかったのではないかと思います。
 また、一つ報告ですが、昨年白神自然学校首都圏倶楽部に入った首都圏の前田さんという方がいますが、今年、青森県の黒石市に転居してきました。本当は五所川原市か西津軽郡あたりに住みたかったらしいのですが、仕事の関係で、そちらになりましたが、本人から引っ越しして良かったという話をきき、ほっとしました。11月初めにも「田舎暮らし体験ツアー」が予定されていますが、青森の良さを理解する人が増えてとてもうれしいです。また、きてください。



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