農家民宿説明会の開催


 10月12日、白神自然学校で農家民宿の説明会を開催した。最初に農水省が進めている「農山漁村こども交流プロジェクト」の説明があり、農家民宿の考え方・農家民宿が農家の収入や地域経済に与える影響について、白神自然学校の永井雄人代表から勉強会方式で説明会があった。初めて参加した方からは、農家民宿が自分たちにも簡単にできるものかという話しや、実際やっている現場をみたいという意見があり、自然学校近くで農家民宿をしている大谷節子さん宅を訪問し、大谷さんの案内で、自分の家の状況を説明しました。子供達の受け入れは、そんなに難しい話しではないこと。好き嫌いが多い子供があること。アレルギーの子供等の情報をしっかり掌握して対応することなどが話し合われました。また、トイレが水洗でないのを気にしていましたが、最近は最初にそのことを話して使い方を教えるそうです。世の中は便利な物質が増えているので、その感覚で都会の子は田舎にきますが、田舎ということの意味をそのトイレで覚えて帰る子もいるということや、帰った後に手紙をもらうととてもうれしい気になることなどが語られました。
 11月、12月、1月と続けて実施していく予定になっています。どうも価値観の切り替えがむずかしいという感じがしますが、着実に理解の輪を広げていきたいと思います。

説明会を聴く農家民宿希望者 他人を泊めることに抵抗があるという質問がでる
大谷宅を訪問 居間でくつろぐ様子を説明する
部屋の造りやトイレの中身を説明する 寝具を見せる


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