|
|
|
|
|
|
白神山地に住んでみませんか〜定住モニターツアー報告
|
|
|
|
1月5日から三泊4日の白神自然学校一ツ森校とJTB横浜支店がタイアップして行った「定住モニターツアーは、3名の参加がありました。1人は愛知県から参加した女性の方と、長野県から参加した女性の方、そしてJTBの担当者である。参加者は初日、飛行機で青森空港に着き、車で白神自然学校がある、日本海側にある鯵ヶ沢町を目指した。今年は行きが少なく、からっからに乾いた国道101号線を鯵ヶ沢町に向かうと、冬野日本海が見えてくる。参加者は、白神山地だから山に向かっているものと思っていたが、いったん日本海にでて、冬野荒々しい日本海を見て、感動した。そして、また、山の方に入っていくと、今まで無かった雪が田んぼの中に見えてきた。約、2時間弱で白神自然学校に到着した参加者は、地元の歓迎として、地元でとれた新米の餅米で、木の臼を使って餅つきを行った。この日は、東京の杉並や青森県内から「冬の白神自然体験塾」の子ども達も参加していたので、いっしょに餅つきを行い、あんこの入った餅や、きなこのついた餅を食べた。夕食は、自然学校オリジナルの「白神御膳」のご馳走を地元の方々と、大谷太智雄校長を中心食べ、モニターツアーの参加を歓迎しました。
次の日の2日目は午前中、この地域特有の保存食「干しもちづくり」にこどもたちと参加した。本来は寒い時期につくり、一年間も保存がきく干しもちを、珍しそうにとても楽しそうにつくっていた。その後は、鰺ヶ沢スキー場にでかけたが、スキーが滑れないということもあり、近くの施設の見学をしたり、鯵ヶ沢町の地形を確認していた。参加者には道々で、病院や介護施設、中にはコンビニや、DVDを借りる場所などを案内しながら、町をドライブした。この日は雨が途中から降ってきたので、午後は早めに引き上げ、鯵ヶ沢町のど真ん中にある「海の駅」で日本海でとれる海の幸を見学した。また、相撲の舞の海の出身地ということで「鰺ヶ沢相撲館」を時間の限り見学して自然学校に戻った。
今回の参加者の泊まりは、民泊ということで、地元の農家に泊まってもらった。地元の人達の家族とも会話が弾んで、とても楽しかったみたいです。この日は、夜遅くまで自然学校で、地元の人達と、地元の生活パターンを聞いていました。春はどんなことをするのか。山菜はいつごろ採れるのか。地元の人達の自給自足の生活に関心をしていました。特に漬け物がおいしいと話してくれました。そして、結構夜遅くまで語ることができたみたいです。
3日目は、生憎の雨模様です。この日は、特別なメニューは組まず、学校にある木を使った木工品づくりをしたり、学校の施設で使う薪ストーブの薪割りをしてもらいました。また、子ども達に食事なども、スタッフの中に混じっていっしょに作ったり、子ども達とたわむれたりして過ごしました。夜は、白神山地に住む動物たちの授業を行いました。白神山地のイメージをつかんだみたいです。
最終日は、雪も少し降ったので、朝からブナ林の散策ということで、山には入りました。山には動物の足跡がたくさんありました。また、自然学校の屋根の上から雪が滑り落ちるのを見て感動していました。
本当にありがとうございました。参加者の皆さんは今年の春もまた、白神山地を訪れてくれることになりました。このモニターツアーをきっかけに鯵ヶ沢町を、白神山地を好きになり、地元の人達と交流の輪が広がり、そして、いっしょに田舎暮らしをするようになればいいなあと思います。また、来て下さいね。 |
|
|
|
|
|
|
|